ストーリーマンガを描き切れるように&一生楽しく描いていく基盤が確立!
Kinuさんは5期を修了後、卒業制作として描いた作品「リリトの恋」が、「ドラゴンエイジTwitterマンガ賞」金賞を受賞しました。
--マンガ専科の受講内容が役立った面はあったでしょうか。
もちろん大きかったです。これまでイラストレーターとして仕事をしながら、マンガも描いていましたが、長編ストーリーマンガを描き切ることができず悩んでいたんです。シナリオやネームのつくり方がわからず、ノウハウ本を読んでもピンとこなかった。そのあたりを系統立てて勉強できて、長い作品が描けるようになったのは、マンガ専科のおかげだと思っています。
--受講のきっかけは何だったのでしょう?
ストーリーマンガを描けるようになりたいと思っていたとき、マンガ専科のサイトが目に入りました。すべてオンラインで受講できるようだし、料金もさほど高くないと思えたので、すぐに申し込みました。日中は自分の仕事があり、リアルの場所へ通うのは難しいので、マンガ専科の制度はありがたかったです。
--受講をはじめてみての手応えはいかがでしたか。
人から何かを習うこと自体、すごく久しぶりで新鮮でしたね。とにかく言われた通りにやってみよう、という方針を自分で立てて臨みました。「これは自分に必要」「そういうのはしたくない」といった判断はいったん保留にして、提示されたメニューはぜんぶ取り組んでみようと決めたんです。
講義のたびに出る課題をきちんとこなしていくのは、実際のところなかなか大変でした。でも、課題を提出しておけば、講義のなかで必ずひとりずつへのフィードバックをもらえるので、がんばって提出したほうが断然お得です。
日記を描いて毎日ツイッターにアップしようという課題にもチャレンジしてみました。時間のやりくりをして、仕事の前の筆慣らしのような感じで、毎日4コママンガを描いていった。そのうち習慣になって楽になったし、わたしは自分のマンガを自分で読むのが好きなので、日々それがたまっていくのがうれしかった。
--マンガ専科から得たものや、自身の変化はありましたか。
友だちがたくさんできたのが何よりです。これまでマンガを描いている人なんて周りにいなかったので、創作の話題で盛り上がったり情報交換し合えるのがとにかく助かります。マンガ専科では、講座に参加する人の心構えとして、「オープン・ポジティブ・リスペクト」を掲げていますよね。その精神を共有している仲間だという安心感も大きい。信頼してなんでも話せますし、いきなり自分の作品を手ひどく否定されるようなこともありません。
それに、ストーリーマンガを描くときの基礎とするべき考え方も、しっかり身につけることができました。それで卒業制作では、これまで描けなかった長いものを完成させらたし、それをベースにした作品で受賞までできたわけですから、受講した甲斐がありました。
--今後はどう創作と向き合っていく予定ですか?
わたしの目標は、一生楽しくマンガを描くこと。仕事になるのもうれしいけれど、まずはライフワークとして続けられたら。売れる・売れないも大事だけど、まずは自分の表現をじゅうぶんできるようになろうと教えてくれたコルクラボマンガ専科が、わたしの背中を押してくれたと思っています。
★☆☆コルクラボマンガ専科第7期 募集受付中です!
【募集期間:〜9/12(月)正午12時まで!】
Kinuさん
Twitter :https://twitter.com/KinuOriginal
取材・執筆:山内宏泰
Twitter:https://twitter.com/reading_photo
note:https://www.yamauchihiroyasu.jp