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コルクのトピックマガジンVol.20(2024/3/29号)

こんにちは。コルクのトピックマガジン編集部です。
気づくとこのマガジンも20号。引き続きコツコツやっていきます!

いよいよ春間近ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
コルクのトピックマガジンはこれからの日々がより一層楽しくなるような内容を発信していきますので、ぜひリラックスしてお楽しみください!

それでは、今月もよろしくお願いします!



●三田紀房

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●小山宙哉

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●安野モヨコ

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●ちばてつや

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●岸田奈美

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●したら領

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●木下晋也

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●伊東潤

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●ブランディングマンガ

▼株式会社マネーフォワード
アプリ内のマンガを、コニシナツコさんが制作しています。

▼株式会社ベネッセコーポレーション
中学生向け「ミライ科」で連載していた「中学生シネマ」が最終回を迎えました!マンガは西本ナツトさんが制作。


●東京ネームタンク

▼東京ネームタンク「ネームできる講座」をリニューアル!



●おまけ巻末コラム:「物語を生きる力」(スタッフK)

皆様、本日はご卒業おめでとうございます。
このような光栄な場にお呼びいただき、はなむけの言葉を送らせていただけること、大変嬉しく思います。

卒業というものは、慣れ親しんだ人や場所との別れがセットなので、悲しみの感情が多かれ少なかれあるかと思います。

が、僕は結構この「別れ」ということ自体はあまり嫌いではありません。

なぜなら誰かに会うということは偶然が左右するのでコントロールできないものですが、一度会うことができたら、別れてもまた会えばいいだけなのです。意思の力でカバーできます。僕はそんな感じで未だに中学や高校の同級生たちと頻繁にお酒を飲んでいます笑

なので今日はしんみりするのではなく、ちょっとでもこれからの人生が楽しくなるような話をしたいと思います。

それが「物語を生きる力」という話です。

卒業式でのスピーチといえば、スティーブ・ジョブズによる「connecting the dots」という話が有名で、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。

偶然に思えるいくつかの経験が、予期せぬ形で将来役に立つことがあると。だからどんどん色んな経験をしよう、と。とてもいい話です。僕も大賛成です。

だけどちょっとだけ、意見が違うところがあります。それが「connecting the dots」は、今の経験が、いつか未来に役に立つことがあるよという、「今」を起点にして「未来」にベクトルを向けていくような話ですが、ここが違うのではないのかと。

つまり、今いろんなことが将来予期せぬ形で役に立つよ、というような美談ではなく、人間は「今の自分」を起点に、「過去の自分」を正当化する、意味付けする生き物であるという話なんじゃないかと。ベクトルは、「今」を起点に「過去」に向かうイメージです。

少し抽象的になってしまいましたが、具体的にいうとたとえば、ある人がプロスポーツ選手を目指しているとします。その時は自分の人生をまるでスポーツ漫画のようなものだと捉えています。

しかし不運が重なりプロの道を諦めなくてはいけなくなったとします。でもその先に大好きな人ができて恋に落ちます。そうなると、自分の人生はラブストーリーを生きています。スポーツで挫折したことも、好きなあの人と出会うための前振りとなります。

こうやって、人間は何度も何度も「自分の人生の物語」を乗りかえる力を持っていると思います。だから、どんな生き方をしたとしても、未来の自分はきっとそれを素敵な物語として捉えてくれる。だから大丈夫。

そんな気持ちを持って生きていこうぜ、というのが僕の考える「物語を生きる力」です。臆せずに楽しんで、たくさんの物語を生きていきましょう。

改めて、ご卒業おめでとうございます。
皆様の今後の人生に幸あれ。

ありがとうございました。


このところ、いろいろな方の卒業式でのスピーチに関する話を見て、自分も卒業式でスピーチしたいな、と妄想して書きました笑。今のところ人前で話す予定はないですが、いつかのためにストックしておきます。

それでは、また次回!

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