ブランディングマンガとは?PR・広告ではない呼び方にした理由
どうもです、コルクの高林といいます。
ここ数年、コルクは企業向けのマンガ制作に力を入れています。企業の商品サービスを知ってほしいとか、企業の歴史や創業からの思いを社員に知ってほしいとか、そういったときにマンガの依頼があります。
いわゆる企業のPRマンガや広告マンガですが、コルクでは「ブランディングマンガ」という名称を使うようにしたんですね。
なぜこの呼び方にしたのか?このあたりの意図をnoteでまとめてみようと思います。
ブランディングマンガってなに??
まずはブランディングマンガの定義から。どういう意味なのかというと、言葉の通りで、「企業や商品・サービスのブランドイメージを築くことを目的としたマンガ」です。
コルクが重視するのは「物語の力」。「物語の力で、一人一人の世界を変えていく」をミッションとして掲げています。なので、企業向けマンガでも、「物語の力」を活用したいと思っているんですね。
この「物語の力」は、ブランディングとものすごく相性がいいと考えています。
ブランディングとは、ざっくりまとめると「企業や商品の価値やイメージを持ってもらうこと」になると思います。ブランディングの語源は、牛の刻印という説があります。複数の牛がいるなかで、あなたの牛はコレ!と目立たせるわけです。ブランディングされることで、唯一無二の存在になる。
物語は、人の感情を動かすことができます。企業や商品の物語を伝えることで、消費者がイメージを持ってもらうことにつながります。いわゆるストーリーブランディングという言葉が該当しますが、コルクが得意なこと・企業が求めることが合致すると考えているんですね。
心を動かすマンガ作りを目指したい
さらにマンガの特徴をあげていくと、
絵と言葉の組み合わせによって、直感的に伝わりやすい
魅力的なキャラクターが登場することで、親しみやすさを持ちやすい
ストーリーを通じて、読み手が感情移入しやすい
といったことがあると思います。コルクでは、物語の力とマンガの強みをかけ合わせて、ブランディングマンガを作っていきたいと考えています。
もう少し付け加えると、PRや宣伝のために、伝えたい情報をまとめただけではなくて、読み手の心を動かすマンガを作りたいんですね。そのために、主人公のキャラクター性があって、ワクワクできるストーリーが展開されて、印象に残るものにしたい。できれば、「これおもしろいよ!」と、誰かに伝えたくなるマンガ作りを目指したい。
ブランディングマンガという名称には、そんな思いもこめています。
マンガ家の創作力を活かす
ブランディングマンガという呼び方にすることで、マンガ家さんにもいい影響があると考えています。PR・広告というと、どうしても企業のために宣伝するという意識が強くなってしまう。あくまで向き合うのは、読者です。
ブランディングマンガを作ることと、オリジナル創作マンガを作ること。この2つを限りなくイコールに近づけていきたいんですね。マンガ家さんの創作力を活かしながら、ブランディングマンガを作っていく。
もちろん目的やテーマをしっかりすり合わせる必要はあります。ただ、オリジナル創作マンガのように作れれば、読んだ人の心を動かしやすくなる。最終的には、企業が目指したい状態になりやすいと思っているのです。
マンガの力を感じる瞬間があるから
自分自身の経歴でいくと、前職ではウェブ上で、企業の商品サービスを知ってもらって売上につなげることをやってきました。主な領域は、コンテンツマーケティングになります。そのとき、コンテンツ力がないと何もはじまらない、と実感することが多かったです。
で、マンガの話です。
コルクで企業の方とマンガを作っていると、「マンガの力ってすごいなぁ」と思える瞬間がたくさんあります。コンテンツ力が強い。
マンガ活用をいただいて、商品サービスを知ってもらいやすくなった、成果につながったということが起こります。もちろん手応えを感じるところですが、よりうれしくなるのは、企業の方にマンガを納品したときなんですね。担当者の方の反応がよかったときに、テンションが上がってしまう。
そしてその前の段階で、マンガ家さんからネーム(下絵)が上がったとき、こんな表現になったのかとうれしくなる。ゼロから物語が生み出される瞬間、自分の心が動いているんですね。マンガの力を感じるのです。
ちょっと単純すぎますかね…。
でも単純でいいじゃないかと思っている自分もいます。ブランディングマンガを作っている自分がワクワクできないなら、だれかの心を動かすことなんてできないと思うんです。
コルクだからこそできるブランディングマンガがある。そう思って、ブランディングマンガをどんどん作っていきたいと考えています。
ブランディングマンガ通信でやりたいこと
これからnoteで、定期的に情報発信をしていきたいと思っています。どういったマンガを作っているのかも、このnoteでどんどん発信していきますね。
少しでもご興味を持っていただいたなら、お気軽にお問い合わせいただければと思います!みなさまからのご相談、お待ちしております。