コルクのトピックマガジンVol.16(2023/11/29号)
こんにちは。コルクのトピックマガジン編集部です。
気づけばいつの間にか秋の終わりに差し掛かり、冬が間近に近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
コルクのトピックマガジンでは慌ただしい季節の変わり目の中でも、まったり読めるような情報をまとめていますので、ぜひお時間ある時に、お楽しみください。
●三田紀房
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インベスターZの1話毎に、経済アナリストの森永さんによる解説コラムがついた、"漫画とコラムでお金について2度学べる"noteマガジン「お金の偏差値を上げるマガジン」の内容を続々電子書籍化しています。
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一度読んだらクセになる『ドラゴン桜』『インベスターZ』『Dr Eggs. ドクターエッグス』等の三田作品の公式SNSにて日々試し読みコンテンツを配信しています。気になる作品があったら、ぜひフォローをお願いします。
●小山宙哉
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ユニコーン×宇宙兄弟「ええ愛のメモリ」スペシャルムービー
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●安野モヨコ
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●ちばてつや
▼『おれは鉄兵』連載開始50周年を記念し、青山剛昌氏よりお祝いコメントをいただきました!
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●平野啓一郎
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●岸田奈美
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●一秒
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●ざくざくろ
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●羽賀翔一
▼ブックスタマ武蔵小山店にて、著作購入者を対象とした「似顔絵サイン会」を開催しました
●東洋経済オンライン×コルク作家
▼5人の漫画家が週ごとに連載!はたらくあなたのための『ひといき漫画』シリーズ
●木下晋也
▼『寝るチャンネル』 第186話 公開中!
▼『おやおやこどもこどもこども。』第207話を 公開中!
▼【8コマ漫画】『柳田さんと民話』 –93話公開中!
●伊東潤
▼文庫版『覇王の神殿』が発売!
蘇我馬子、推古天皇、聖徳太子――古代史を彩った傑物たちの愛憎劇
政敵との死闘、推古大王・聖徳太子との愛憎の果てに馬子が得たものとは。
●ブランディングマンガ
▼公益社団法人 土木学会
11月18日は土木の日。毎年恒例で、羽賀翔一さんがイラストを制作しました!
▼株式会社ベネッセコーポレーション 様
中学生向けメディア「ミライ科」にて、西本ナツトさんの『中学生シネマ』が連載スタート!
●おまけ巻末コラム:「国境を、時代を、次元を超えていけ」(スタッフK)
先日、とても久しぶりに海外旅行に行った。
きっかけは、古くからの友人からいきなり「オランダで開催されるデザインイベントに来年出展しようと思うから、視察旅行に行かない?」と誘われたこと。
なんのことやらと思いつつも、久しぶりの海外に行きたい気持ちの方が勝り、誘いに乗ることにした。せっかくなら、オランダだけでなく、もう少し足を伸ばして行ってみたかったポルトガルとずっと好きなスペインにもいくことに。
今回の旅行のテーマを「ヨーロッパ暮らし体験」として、airbnbでキッチン付きのいい宿も押さえ、日本から海外で使えるよう携帯プランも契約し、現地でのなんとなくの過ごし方をイメージして余裕のある大人の旅を楽しもう、と計画していた。
いざ出発し、長いフライトの末ようやくオランダに到着。さて、と携帯に接続して先に来ている友達に連絡をしようかと思ったところ・・・一向に電波が入らない。
海外使い放題プランに入ったのに何故かエラーが出続け、こうなればプランを諦めてSIMカードだと現地で買おうとするものの、自分のスマホがSIMロックが掛かっており、SIMカードを使えない。そしてSIMロック解除の認証先アドレスが昔使っていた携帯のアドレスになっていて、解除もできない。
余裕のある大人の旅のはずが、初手でいきなり詰んでしまった。
結局友達の多大なサポートによって数日後になんとか現地で携帯も使えるようになったのですが、やはり予想しないトラブルが起こるのが海外旅行の醍醐味だ…と改めて認識した出来事となった。
その後も大小いくつものトラブルがあったのだが、そんなこともひっくるめてとても楽しいヨーロッパ滞在となった。観光もそれほどせずに主に近所をぶらぶらしたり飲んだくれていたのだけど、とても充実していた。
そしてなぜかそんなダラダラ生活をしているだけなのに、お酒を飲んでいる時、散歩をしている時、洗濯をしている時、迷子になって焦っている時などに、ふと、今後の人生であれしよう、これしようといった、大きめのひらめきがたくさん起きたのが驚きだった。
そういえば、大学時代も海外でブラブラしている時に、急にいろんなことが閃いてことを思い出した。きっと旅を通じていつもと違う場所に身を置くことで見えてくるものがあるのだと思った。
そういえば、僕の敬愛するTUGBOAT岡康道さんも、昔エッセイの中で
「ここから離れないと、今いる"ここ"が見えない」と書いていた。
離れてみることで、自分のいる環境を俯瞰してみることができるのだ。
「距離を置く」というとネガティブな印象を持ちだが、離れることは悪いことばかりでもないのだ。離れるからこそ、見えてくるものもある。
昔ヤマザキマリさんもエッセイの中で、学校で気の合う人がいないという悩み相談へのアドバイスとして「横軸と縦軸の話」をしていた。それは、学校の教室というたかだか30人くらいの中に気が合う人が見つかるというのは奇跡に近いこと。見つからなくても落胆する必要はない。
そんな時におすすめなのが、自分の世界を縦軸と横軸に伸ばすことだそうだ。
まずは横軸(外の世界)に伸ばしてみて、世の中にはどんな人がいるのか、自分に似た人がいるのかみてみる。さらに、縦軸(時代)に伸ばしてみて、本を読んだりして過去の歴史上で自分と気の合う人はいるのか探してみる。そうすると、絶対に自分と気が合う人は一人くらいは見つかるはずだと書いていた。
自分は誰とも気が合わないと思ったとしても、世界を縦と横にグッと広げてみたら、「そんなことない。世の中捨てたもんじゃない」と思えてくるのだ。
そう考えてみると、仕事にしている漫画や小説の世界も同じ効能があると思った。
いろんな悩みがあったり、環境に不満があったとしたら、思い切って漫画や小説のフィクションの世界に飛び込んでみて、今の自分にぴったりな言葉にであえることがある。そうして出会った言葉を、自分の現実の世界に持って帰ったら、きっと気持ちが晴れるのではないか。
そんな気持ちを持って仕事に向き合おうと思った。
また近いうちに、旅をしたい。(次は台湾に行きたい)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の更新をお楽しみに〜!