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講座を通して得たのは 末長く付き合えるたくさんのマンガ仲間!

コルクラボマンガ専科第7期の受講生で、現在はSNSでマンガを精力的に公開し続けているカゲワサビさんに、お話を聞きました。

--どのような経緯で、コルクラボマンガ専科を受講することに? 

 昨年までの私は、マンガを描いて生きていきたいと思いつつ、会社員として働いていて、中途半端な気分で過ごしていたんです。
 そこで、好きでよく聴いているお笑いコンビ・ウエストランドさんのラジオ番組に悩みを投稿してみると、番組内で取り上げてもらえて、「挑戦しろよ」と言っていただけた。元気が出て、本気でやってやろうという気になりました。その顛末はマンガにも描いています。

 踏ん切りがついたのはいいのですが、じゃあ具体的にはどうやってマンガ家になればいいか、道筋は見えないままでした。そんなときに頭に浮かんだのが、コルクラボマンガ専科でした。
 コルク佐渡島さんのマンガ創作に関するYouTube動画なんかはよく視聴していたので、そのなかで語られているマンガ専科の存在は気になっていたんです。Twitter内でも卒業生の方々がマンガ専科の話をしているのは目にしていましたし。
 そうこうしていると、タイミングよく7期の募集が始まったので、すかさず応募しました。

--実際に受講してみての感触は。

 漫画だけで生活するぞ! という決意を実現する推進力になってもらいたいとの期待はありました。あと、マンガ仲間が欲しかったので、気の合う人がいればいいなと楽しみでした。マンガを描くのは孤独な作業で、SNSに投稿しても辛辣なコメントとか来て心が折れちゃうようなことも経験していたので、あまり孤軍奮闘するのもよくないなと感じていたんです。
 実際に入ってみると、仲間づくりに関しては本当に恵まれていました。同期には、すでにマンガ家としてバリバリ活動している人もいたり、関口メンディーさんのような著名人までいらっしゃってびっくりしました。さらには、マンガ専科卒業生の先輩方とも仲良くなる機会も用意いただけていて、あっという間にマンガ家の知り合いが増えました。
 志を同じくする人が近くにいるって心強いですよね。受講期間中は、毎日マンガをSNSに載せていこうという課題があったんですが、これもみんなでいっしょにやるからこそ続けられました。自分ひとりだったらきっと「もういいや」と投げ出してしまっていましたね。

--講座の内容で役立ったものはありますか?

  SNSを活用して自分のマンガをどう伸ばしていくか? はもともと自分の課題としても抱えていたことなんですけど、講義でいろいろそのあたりの具体策を聞けたので参考になりました。
 マンガの描き方でいうと、ストーリーのつくり方や感情を描くことの重要性などを知れたのは役立ちました。創作とは「好きのお裾分け」だという心構えも教わって、描くときの指針になっています。自分の好きなことをマンガの素材にして料理していけばいいと考えると、気持ちが楽になります。好きなことなら、描いてて楽しいし、モチベーションも保ちやすいです。本当に描きたいもの・好きなものを描いているんだなと感じられる作品は、読んでいてまちがいなくおもしろいですものね。

--「これ一本で生きていく」と決意するほど、カゲワサビさんがマンガに打ち込むのはなぜ?

 小さいころからマンガは好きでよく読んでいて、漠然とながらマンガ家になれたらいいなとは思っていました。高校生のとき、藤子・F・不二雄先生の『異色SF短編集』をたまたま手にとって、世の中にこんなにおもしろいものがあるのかと衝撃を受けました。これに近づけるものが描けたら、自分の人生はもうそれですべて満足だと思えたので、もうマンガをやるしかないと大きな目標ができました。
 その後、まっすぐマンガの道を進むことなく、いろんなことを学んだり一般の仕事をしてきたりしましたけど、何をやっていても心の中ではどこか「これはマンガを描くための糧なのだ」と思っているフシはありましたね。
 いまとうとう準備は整って、マンガに邁進しようという地点に立つことができました。身の引き締まる思いでいるところです。

--第8期の受講を検討している人へメッセージをいただけますか?

  マンガ家志望として孤軍奮闘がんばってきたという人がいたら、コルクラボマンガ専科はマンガ仲間をつくるいい機会にはきっとなるので、おすすめしたいです。
 卒業後もいろんなかたちで関わっていける関係が、たくさん生じる場なんですよね。末長いお付き合いができそうな仲間を得られたのは、本当にうれしいことだなと思っています。

★☆☆コルクラボマンガ専科第8期 募集受付中です!
【募集期間:6/9(金)~6/19(月)正午12時まで!】


カゲワサビさん
【SNS】
Twitter  :https://twitter.com/AoiKageyama
note  :https://note.com/kagewasabi/

取材・執筆:山内宏泰
Twitter:https://twitter.com/reading_photo   
note:https://www.yamauchihiroyasu.jp/


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