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「平野作品の魅力は、再読するたびに新たな発見をもたらしてくれる読書体験」(「文学の森」 メンバー:ドリーさん、ポルコさん、渡辺さん) コルクフェア 開催記念インタビュー


コルク作品が一挙割引となる、年に1度の電子書籍フェア「コルクフェア 」が10/7(木)まで開催中です。

今回は、平野啓一郎がナビゲーターを務める「文学の森」メンバーのドリーさん、ポルコさん、渡辺さんの3名に、コルクフェア 対象作品である平野啓一郎作品の魅力を伺いました。

平野啓一郎「文学の森」について
「文学の森」では、平野啓一郎のナビゲーションのもと、世界の文学作品を一作ずつ、時間をかけて深く味わい、自由に感想を語り合うための場所です。3ヶ月ごとに「深める文学作品1冊」をテーマとして定め、小説家による小説解説をお楽しみいただけます。
「文学の森」:https://bungakunomori.k-hirano.com/about

ーー本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。まず初めに、それぞれ自己紹介をお願いします。

ドリー:ドリーと申します。本日は、よろしくお願いします。私は膨大な量の本を読みたいということもあり、普段は大体図書館で借りた本を読んでおり、面白かったら書籍を購入するようにしています。読みたい本を全て買ってしまうと、本で生き埋めになってしまいそうなので、なるべく我慢するようにしています。

そんな中、平野啓一郎さんの本は、毎回必ず買うようにしていて本棚の多くの部分を平野さん作品が、三島由紀夫さん、澁澤龍彦さんの本と共に占めています。

今の家を建てる際に、ウォークインクローゼットを作ったのですが、最初から本の置き場として使うことに決めていて、今はそこに本を格納しているのですが、そこだけでは納まりきらず、各部屋に本の山ができています。

ーーありがとうございます。続きまして、ポルコさん、自己紹介をお願いします。

ポルコ:ポルコと申します。外資系の航空会社に勤めております。読書に関しては、元々理系ということもあり、自然科学系やノンフィクションの分野の本を好んで読んでいます。

新書を読むのが特に好きで、数百冊家で保有しているのですが、新書を通じて知識を増やすとは別の目的で、意識的に小説も読むようにしています。

小説では特に、ロシア文学や現代アメリカ文学などの海外文学を好んで読んでいます。平野啓一郎さんの作品をきっかけに、森鴎外や三島由紀夫、谷崎潤一郎などの明治・大正・昭和初期の作品も読み返そうと思い、最近読んでいます。

これらの分野の本をバランス良く読もうと心がけて、様々な本を読んでいった結果、これくらいの量になりました。(注:壁一面の本棚が、ぎっしりと本で埋まっていました)

毎月1回、数十冊を売るなり捨てるなりして、本を入れ替えています。今の家に引っ越す際に、書斎を作るぞと決めていて、壁一面の本棚に囲まれた、幸せな空間を作りました。


ーー夢のような体験ですね。続いて渡辺さん、自己紹介をお願いします。

渡辺:よろしくお願いします。私は読みたい本は、どんどん買うようにしているので、必然的に、家の中に本がどんどん溜まっています。本棚のスペースもあまりないので、本を積み上げていき、大変なことになっています。

よく読む本のジャンルでいうと、日本の現代作家の小説を読むことが多く、平野啓一郎さんの作品を初め、島田雅彦さん、山田詠美さん、金原ひとみさん、綿矢りささんなどの作品を好んで読んでいます。

平野作品との出逢い:『日蝕』に衝撃を受け、他の作品も読み始める。


ーー続きまして、平野作品の出逢いについてお聞かせください。

ドリー:「文学の森」でも何度か話をさせて頂いているのですが、私が平野作品を読み始めたのは、美輪明宏さんの主演舞台『黒蜥蜴』(2003年)がきっかけでした。

『黒蜥蜴』は江戸川乱歩さんの小説を三島由紀夫さんが戯曲化したもので、美輪さんがこれまで何度も再演されている舞台です。

この作品のパンフレットに美輪さんと平野さんの対談記事が載っておりまして、その中で平野さんが三島さんの『金閣寺』のお話をされていたことが印象的で興味を持ち、初の平野作品として、『日蝕』を読み始めました。

それで、読み始めてみたら、作中で使われている言葉がとても難しくて。当時原文で読んでいた『源氏物語』を読み終えた時と同じくらい脳のトレーニングになり、その読書体験に感動した、というのが私と平野作品の出逢いでした。

その後、2005年に三島さんの『春の雪』が映画化された年に、『みやび』という三島さんに関するドキュメンタリー映画が公開され、そこに平野さんが出ていらして。

それでまた、平野作品を読もうと『葬送』を時間をかけて文庫版の4冊分、最後まで読み終えました。その達成感から、これからは何でも読めるという気持ちになり、様々な平野作品を楽しんでいます。

ーーありがとうございます。ポルコさんはいかがですか?

ポルコ:私も最初は『日蝕』から読みました。大学生が芥川賞を受賞、さらに個人的に興味がある中世西洋史のアンダーグラウンドな世界を掘り下げて扱う内容ということもあり、大きなインパクトを受けました。

また私は小中高と奈良で生活していましたので、京都で過ごされていた平野さんに親近感も感じて作品を読んでいました。

その後は、続いて『一月物語』や音楽に関する平野さんの著作を読んで、そこからしばらく空いた後、『高瀬川』や『決壊』を読み、最近は『本心』を読みました。

平野作品を全て読んでいる訳ではないのですが、やはりデビュー作である『日蝕』の衝撃が凄く、三島由紀夫さんの初期作である『仮面の告白』と同じくらいの衝撃がありました。そこから現在に至るまで、長年追いかけています。

ーーありがとうございました。続いては渡辺さんお願いします。

渡辺:私もポルコさんと一緒で、『日蝕』が世に出た時の衝撃が凄くて。西洋史の専門家でもあそこまで書けないのではないか、という素晴らしい出来に驚きました。

また、格調の高い文章がとても印象的で、『葬送』や『ドーン』など、ボリュームもありなかなか読み応えがある作品も多くて。

読書を普段からしている方でないと勧めづらい印象もあったのですが、『マチネの終わりに』くらいからは読みやすさも加わってきて、最新作の『本心』は本当に読みやすい作品だなと感じました。

コルクフェア 対象作品の感想:「未来は過去を変えられる」という『マチネの終わりに』の言葉が私の認識を覆してくれました。」(ポルコさん)


ーー続きまして、今回の「コルクフェア」で対象となっている平野作品(『マチネの終わりに』『平野啓一郎タイアップ小説集』『考える葦』『「カッコいい」とは何か』)について、感想を伺わせてください。

ドリー:今回の対象4作品の中では、『平野啓一郎タイアップ小説集』を以前購入していて、今、改めて再読しています。

平野作品は、最初に読んだ時も、もちろん面白いのですが、再読ごとに楽しみが深まっていくことが魅力だと思っています。

最初に読んだ時は、選ばれている言葉の美しさに魅了される楽しさがあるのですが、二度三度と再読していくうちに、こんなことが描かれていたのか、と気づくことが多くて。

『平野啓一郎タイアップ小説集』の冒頭に収録されている『そよ風になった少年』という話を今回再読して、まさしく今の世界がそのまま描かれている、というような感覚になりました。

この物語は、朝、目を覚ましたら、世界中のものがレースに包まれている、というお話なのですが、この物語はまさに現在のコロナ禍の状況を描いている、と思って。

2009年の作品なので、当時流行っていた新型インフルエンザをモチーフにしているのかなとも思いつつ、今読んでみると、最初に読んだ時とは、また違う印象を物語から受けました。

また、最後にいくつかエッセイが収録されているのも好きでした。平野さんって現地取材をしっかりとされて、物語を書かれる方なので、平野作品を読むと、まるで旅をしているような気持ちになれるところが良いなと思います。

ーーまさに読書の醍醐味というところですよね。ありがとうございました。続いて、ポルコさん、お願いします。

ポルコ:私は『マチネの終わりに』を映画で観て、今原作小説を電子書籍を読んでいるところです。『マチネの終わりに』は作中で繰り返される「未来は常に過去を変えられる」というメッセージに惹かれました。

人間は、自分一人では生きてけず、他者を介在させないと成長できない、という気持ちをさらに強くしてくれました。愛する人の存在があって、お互いの存在を認め、高めあっていくというポジティブな生き方に、とても共感しました。

この作品を読むまでは、過去は事実であって変えられないものである、という認識をしていて、過去を変えられるのはSF小説の世界だけの話だと思っていたのですが、「未来は過去を変えられる」という作中の言葉が、私のそんな固定概念を覆してくれました。

また、『考える葦』は、タイトルでもあり、前書きでも引用されている、パスカルの「人間は、自然の中で最も脆弱な、葦の一本に過ぎない。だがそれは、考える葦なのだ」という言葉に改めて触れて、「考える」ことの重要性を感じました。

この作品はとても魅力的な批評集で、思考を深めるきっかけとなる「種」がたくさん眠っている作品だと思います。その中でも特に「信頼と社会の合理性」という批評を気に入っています。

この批評の中で、平野さんは「私たちは生きてゆくために、社会の複雑さを自分たちの判断能力に見合う程度に縮減しなくてはならない。その時に重要な機能を果たすのが、「信頼」である」と書かれています。

この考えは生きていく上で、とても重要なものだと日々実感しています。信頼が貯まっていると、物事も進みやすくなるし、意思決定も早くなり、結果として確実な正解に辿り着きやすくなります。以前読んだ『7つの習慣』の、信頼残高という考えにもつながると思いました。

『「カッコいい」とは何か』は、すごく面白い本で、特に第10章「見かけと本質」が印象に残っています。

昔はどちらかというと、「カッコいい」とは見かけの良さとして捉えていたのですが、今は本質の方に、かっこよさを感じるようになってきました。

ちょうど最近読んだ「ある一生」(ローベルト・ゼーターラー著、新潮クレストブックス)という小説が、凄く苦難も多く、過酷な労働環境に置かれた男の物語だったのですが、その男が物語の終盤で自分の人生を振り返り、だいたいにおいて決して悪くなかったと肯定する姿勢が、とてもカッコいいなと思いました。

『「カッコいい」とは何か』は、他の平野作品と同様に、思考を深めてくれる色々な「種」が転がっていて、それぞれの人に応じた「種」が見つかり、そこからまた次の読書へのモチベーションを作ってくれる、読書の幅を広げてくれるような本だなと思いました。

ーーありがとうございました。続いて渡辺さんにお願いします。

渡辺:僕は『マチネの終わりに』『「カッコいい」とは何か』『考える葦』を読みました。

『マチネの終わりに』は、一気に読みたくなるような没頭できる物語なのですが、恋愛小説という一面だけでなく、夫婦の問題、PTSDとの向き合い、ギタリストの抱える苦悩など、様々なテーマを内包しており、繰り返し読んで、様々なテーマに対して、自分の考えを深めていきたい一冊だと思いました。

『「カッコいい」とは何か』も『考える葦』も様々な歴史やファクトをもとに書かれており、とても納得感を持ちながら読み進めていき、これからどう生きていくか、社会はどうあるべきか、ということを考えさせてくれるきっかけとなる本でした。

平野作品は、読み返すたびに、こういうことだったのかと気づく点が多くて、本当に平野さんの頭の中はどうなっているんだろうと感心しっぱなしです。

平野作品の魅力:平野さんの作品を読むと、同時に三島由紀夫さんの作品を読みたくなります。(ドリーさん)


ーー続いて、平野作品の魅力とは何か、という点についてお話を聞かせて頂けますか。

ドリー:私は平野さんの小説は一通り読んでいるんですけど、平野さんの小説を読むと、何故か毎回、三島由紀夫さんの作品も同時に読みたくなります。

『「カッコいい」とは何か』の中でも三島由紀夫さんに言及されていて、現在も「『豊饒の海』論」を書かれていて、三島さんと平野さんを重ね合わせて見ている部分があります。

それ以外にも、皆さんおっしゃっているように、再読した時の「この部分が読めていなかった」と実感できる体験も魅力的だと思っています。

この間『日蝕』を再読した際も、キリスト教や西洋文明や哲学などの知識が備わっていないと読めないな、と思っていたんですけど、そうやって自分の世界を広げてくれる点がいいなと思いました。

また、平野作品は、知識をつけてくれるということだけでなく、自分の考え方の偏りにも気づかせてくれます。

『大理石の上の花瓶と花々』という作品で、看護師とお姉さんが深い中になるのを目撃した、というような描写があるのですが、ただ「若い看護師」と書かれているだけで。私は看護師といったら女性だ、と勝手に思い込んでいたんですけど、もしかしたら男性かも知れないなとも思って。

そういう自分の思い込みや、何気なく発した言葉が偏見に繋がることもあるんだなと気づかせてくれました。

そのようにして、再読の度に、深まっていく読書体験が魅力的だと思います。

ーーありがとうございました。続きまして、ポルコさんお願いします。

ポルコ:平野作品の魅力は大きく分けて二つあります。一つは人間社会の本質に迫る問いかけをしてくれること。

例えば、恋とは何か、愛とは何か。時間とは、他者とは、正義とは、責任とは、判断とは何か。そういう、人間社会の本質に迫る問題提起をしてくれる本を平野さんは書かれていると思います。

そしてもう一つは、近未来に起こるかもしれないリスクに気づかせてくれ、考えるきっかけを与えてくれることです。

例えば、ネットでのコミュニケーションの割合が大半を占めるようになる社会や、ARやVRで、亡くなった方とコミュニケーションをする社会など、凄く遠い未来ではないけど、5年後、10年後には実現しているかも知れない事象を、平野さんは書かれていると思います。

そういった近未来のリスクに対して、自分たちはどう対応していくか、という問いかけを考えながら読書をする楽しみが平野作品にはあります。

社会が変わり、新たなリスクが起きた時に、そのリスクに飲み込まれてしまう人生ではなく、常に少し先を見据えて考えていて、能動的に動いていきたいと考えており、そういった時に、ネットニュースなど即物的な情報だけでなく、頭の中により深くインプットをする意味合いでも、小説という媒体は必要なものだと思っています。

ーーありがとうございます。それでは、渡辺さん、お願いします。

渡辺さん:平野さんの一番の魅力は、文章の格調の高さだと思います。現代作家でここまで格調の高い文章を書かれる方は他にいないんじゃないでしょうか。

あとは、社会に対する問題提起を、作品ごとにされている点も魅力だと思います。『マチネの終わりに』は恋愛小説ですが、それだけでなく、たくさんのテーマが含まれています。読み返せば読み返すほど、新たな視点が出てくることがとても面白いと思います。

また、デビュー作の『日蝕』から最新作に至るまで、様々なテーマを扱いながらも一貫して人間の本質を捉えているので、作品を読むことで、これからの社会はどうあるべきか、その中でどう生きていくべきか、を毎回考えさせてくれます。

今後の読書の楽しみ方:見えづらくなってきている人々の本音を、フィクションならではの切り口で描いて欲しいです。(渡辺さん)


ーー最後に、今後どのように読書をどう楽しんでいきたいか、教えてください。

ドリー:質問から少し外れるかも知れませんが、英訳された『ある男』を先日Kindleで読みました。

作中に「海風の強い日だった。夜の闇にそのシルエットだけを許されている街路樹が、クリスマスのイルミネーションを煌めかせている。」という一節があるのですが、「許されている」ここはどう英語に訳されているんだろうと思って、翻訳ソフトを使って読んでみたのですが、そこでは「その夜は海風が強かった。通りに並ぶ木のシルエットにクリスマスイルミネーションがキラキラと輝いていた。」といったプレーンな表現が使われていました。

また、Kindleのハイライト機能で、どの箇所に何人の方がハイライトを引いているということがわかるのですが、自分が引いたところと一致していると、世界中の人々と同じところに心が動いていることを実感できたことが、とても良かったです。

逆に、全然違う箇所にラインを引いてあることもあって、世界で翻訳されることって、こういうことなんだなと思いました。

もっと平野さん作品に対する世界中の人々からの感想を知りたいので、これからも様々な平野作品の翻訳が進んでいくことを願っています。特に、初期作品を世界の人たちがどう読むか、とても興味があります。

また、翻訳は、翻訳者の方々の目線も入るものなので、各国版の翻訳者の方に、「この場面をどういう意図で翻訳したか」というようなお話も聞いてみたいです。そうやって各国版に触れた後、また日本語版に戻ってきて、日本語で読める喜びを実感する、ということをやってみたいですね。

ーーありがとうございます。続いてはポルコさんお願いします。

ポルコ:そうですね、二つに分けてお話しすると、一つは、読書を通じて、過去に学びたいなという気持ちがあります。そしてもう一つは、未来のことを考えたいなという気持ちです。

過去に学ぶために、歴史に関わる本や、哲学書を読むようにしています。特にドイツ哲学が大好きで、カント、ヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタインの著作をよく読んでいます。最近は、『考える葦』の中でも言及されていた、ハンナ・アーレントの著作を読んでいます。

その一方で、未来のことを考えるために、現在の自分の仕事に関わる本や、グローバリゼーションをテーマにした本、あるいは、フィクション・ノンフィクションに拘らず、近未来に警鐘を鳴らしてくれる本を読むようにしています。

小説は、過去を学ぶこと、未来のことを考えること、どちらにも効用があると思っています。古典作品は過去の出来事を学ばせてくれますし、近未来の話であれば、未来のことを考えさせてくれます。

ノンフィクションは、今ある事実を分析して、その範囲内で相対化するというファクト重視の世界ですが、フィクションはより自由に発想ができ、肩肘貼らずに楽しみながら読めることが魅力的です。

これらの読書体験を通じて、今後もバランスよく様々なジャンルの本を読んでいき、自分の人間力を高めていきたいと考えています。

コロナ禍で、コミュニケーションの手段が減る中で、この貴重な時間を活かすためにも、自分の内面を高めてくれる良質な本と出会う機会を見つけていきたいと思っています。

ーーありがとうございます。それでは渡辺さん、お願いします。

渡辺:今のポルコさんのお話を聞きながら考えていたんですけど、やっぱり小説の良さとは、フィクションだからこそ描ける世界があることだな、と思いました。

今、世界情勢が大きく動いている中で、人々の本音が見えづらくなってきているように感じています。今の情勢の中、苦しんでいる人たちは何を考えているのか。知識層の方々はどんなことを感じているのか。

そのようなテーマのことを、フィクションならではの切り口で、平野さんを始めとした現代作家の方々に描いて欲しいという気持ちがあります。

小説を通じて、この人はこんなことを考えていたのか、ということを知ることが多いので、今後もそういった体験をしていきたいです。

平野さんには、今後も社会で今起きていること、これから起きるだろうことを作品で書いていただいて、これからも色々と考えるきっかけを与えて欲しいなと思っています。

ーー皆様、素敵な話を聞かせて頂き、どうもありがとうございました。

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