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エッセイマンガから創作マンガへの挑戦!マンガ専科で見つけた描きたい感情

コルクラボマンガ専科3期生の吉本ユータヌキさん。育児マンガ『おもち日和』が人気で、現在cakesでも連載中。Twitterには10万人以上のフォロワーがおり、マンガ専科受講前からすでにSNSで活躍されていたユータヌキさんが、どうしてマンガ専科を受講しようと思ったのか、実際に講義を受けてどんなことが役に立ったのか、コルクラボのゆきがインタビューしました!

――まずは、コルクラボマンガ専科を受講しようと思ったきっかけを教えてください。

ずっとエッセイマンガを描いていたのですが、創作マンガに挑戦しようと思い、佐渡島さんのTwitterDMに創作マンガを送ったことがきっかけです!
実はその前から、ネームタンクごとうさんや、佐渡島さんのYoutubeは一通り見ていて、マンガ専科のことが気になってはいたんですよね。

▼吉本ユータヌキさんは、マンガ専科受講のタイミングと同時期にコルクの所属作家となりました!

――すごい、受講前にYoutubeを見て予習されていたのですね!ユータヌキさんは受講前からSNSで活躍されていたと思うのですが、マンガ専科を受講して、実際役に立ったことってあるのでしょうか...?


役に立っていることしかないですねぇ(笑)

これまで自分のマンガの描き方は感覚的で、体系化されたマンガの理論を学ぶのはマンガ専科がはじめてでした。

特に創作マンガを描く上で勉強になったなと思うことは、東京ネームタンクごとう先生の「感情の伝え方」の講義です。

今まで「これは出来事を伝えているだけのマンガだ」と言われても、何がダメかわからなかったんです。なんなら「感情を描く」の意味が分からなかった。それが、講義を受けて、感情にも”プルチックの輪”という型があることや、「受動的感情」と「能動的感情」という種類があることを知り、自分のマンガも感情ベースで描けるように変わってきていると感じています。

実は、マンガ制作の延長で、実生活にも変化がありました。今まで自分自身の行動が割と「受動的」だったのですが、自分の中にある「能動的」な意思や想いを大切にし、相手にも伝えることを意識するようになりました。子供に質問することも以前より多くなり、ごとうさんの講義をきっかけに、子供とのコミュニケーション量も増えた気がします!(笑)

――特に印象に残っている講義はありますか?

山田ズーニーさんのワークショップはとても強烈に記憶に残っています!
表現実習1「想いを言葉にする」では、今までの人生で言葉にできていなかったことが、ワークショップによって、自分の中から引き出されたんですよね。マンガ制作でも、これまでだったら恥ずかしくて描けないと思うようなことも、作品に落とし込みたい!と思えるようになりました。

――第3期は、マンガ専科初のオンライン講座でした。ユータヌキさんは滋賀からの参加でしたが、オンラインでの受講はいかがでしたか?


滋賀在住なので、オンラインじゃなかったら講義に参加できなかったと思います。また、育児中のためリアルタイムで参加できないことも多々あり、講義のアーカイブがあることは助かりました。

また、アーカイブがあることで何度も講義の振り返りができました。受講期間中、ネームを描きながら「講義で言っていたことってこれであっているのか・・・?」と悶々としてたので、時間があればアーカイブを見直していました。すべてのアーカイブを最低3〜4回は見たんじゃないかな...!?マンガ専科の講義アーカイブは、一生見続けます!(笑)

ーーそれは嬉しいです...!コルクのスタッフよりアーカイブを見ていそうです(笑)

講義を受けた後って、説得力があるから、なんか分かったつもりになるんです。でも、自分でそれを使ってマンガを描こうとすると手が止まる。もしくは、描いてても間違いに気がつかない。「これって、こういうことだったのか!」と自分で気が付くところまでいかないと、せっかくの知識も定着しないと感じます。そのためにも、何度もアーカイブで講義を見直せたり、受講生同士講義の感想や気づきを言い合える場がある、というのは貴重でしたね。

ーーどんな人に受講を勧めたいですか?

自分で面白いストーリーを作りたい人なら、マンガ家でもライターでも、お勧めしたいですね。「話芸を磨く」という点でも学びになると思います。

ただ、「マンガを完璧に描けるよう手取り足取り講師陣に指導してもらえる...」という気持ちで来てしまうと、ちょっと期待外れに感じるかもしれません。講義でもらったヒントを、自らマンガに取り入れ自分のものにしていくという姿勢があれば、いくらでも学びがある場所だと思います!

ーーありがとうございました!これからもたくさんの作品を見られるのを楽しみにしています!


★☆☆コルクラボマンガ専科第4期 募集受付中です!

【募集期間:~12/14(月)23:59まで!】

<<インタビュー・編集:コルクラボ ゆき>>








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